2009年12月30日水曜日

野鳥とあそぶ[続(補)]:ダスキー・ムーレン

_



● Dusky Moorhen:ダスキー・ムーレン


野鳥とあそぶ[続(補)]:ダスキー・ムーレン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 雨後の4番目の水鳥はネッタイ・バンである。
 雨が上がり、水路の激流もおさまって水面も静かになってきた。
 いつも見かけるセイケイがツガイでいた。
 ちょと羽の色の黒紫は明るいかなと思って写真に撮っておいた。

 帰ってきて、整理してみた。
 「アレ!」と思った。
 クチバシの先端が白い。
 セイケイは全体が赤っぽい。
 別の鳥だろうか、それともセイケイの幼鳥だろうか。
 不審に思い図鑑で調べてみた。
 出てきたのが、「Dusky Moorhen」。
 私にとっては初めての鳥であったが、調べてみたら結構ポピラーな鳥らしい。

 




















 おざなりに撮ってしまったが、はじめての鳥ならもうすこしマトモに撮っておけばよかった、と思ったが後の祭り。


● [Wikipedia]より


 サイトで面白かったのはこれ。


ネッタイバンをバードウオッチング
http://tyokoro.at.webry.info/200703/article_18.html

 ご主人は、昨日おこわを焦げ付かせたんで、鍋を洗った後、排水溝にいっぱいご飯かすがついてるんだ。
 ネッタイバンが食べてるよ。


 「バン」などという名前の鳥、まったく知らなかった。
 日本語Wikipediaで調べてみた。




 バン・学名Gallinula chloropus)とは、ツル目クイナ科に分類される鳥。
 体長は35cmほどで、ハトくらいの大きさ。
 成鳥のからだは黒い羽毛におおわれるが、背中の羽毛はいくらか緑色をおびる。
 額にはくちばしが延長したような「額板」があり、繁殖期には額板とくちばしの根もとが赤くなる。
 足と足指は黄色くて長く、幼鳥はからだの羽毛がうすい褐色で、額板も小さい。

 オセアニアを除く全世界の熱帯、温帯に広く分布し、中央アジアや沿海州、アメリカ東部などで繁殖したものは冬には暖地へ移動する。
 日本では東日本では夏鳥で、西日本では留鳥となる。
 分布域が広く、地域ごとにいくつもの亜種に分かれている。

 湖沼、川、水田、湿地などに生息するが、公園の池などにも生息することがある。
 長い足を高く上げながら水際や浮いた水草の上を歩き回る。
 泳ぐことも水にもぐることもできるが、足に水かきはなく、尾が高く上がった前のめりの姿勢でぎこちなく泳ぐ。
 食性は雑食性で、昆虫、甲殻類、植物の種などいろいろなものを食べる。
 水辺に巣を作るが、ヒナは生まれてすぐに歩くことができ、巣立ちも早い。
 成鳥はひと夏に2回繁殖することもあるが、2度目の繁殖では1度目のヒナがヘルパーとして両親の手助けをすることもある。


 「Moorhen」とは「バン」、「dusky」とは「黒っぽい」ということだから「黒っぽいバン」ということになる。
 和名で「ネッタイ・バン」という。
 Wikipediaでは「オセアニアを除く」とあるが、これどういう意味であろうか。

 ダスキー・ムーレンのビデオは調べるとたくさんあります。
 その中から3本だけ挙げておきます。

 (Wikipediaにもあります)

Dusky Moorhen
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=tzctmodmy0s
http://video.google.com/videoplay?docid=4625690067423524832#
http://www.istockphoto.com/stock-video-11216435-dusky-moorhen.php


 


【Top-Page】




folder(F70)_