2009年10月25日日曜日
[続・野鳥] タテガミバト
● タテガミバト
[続・野鳥] タテガミバト
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ここにきてもうじき丸半年が過ぎる。
出会う鳥を逐一報告してきた。
後半は巣の紹介になったり、あるいはヒヨコのパレードになったりであった。
だが、6カ月もやっていると、もう種が切れてくる。
新しい鳥に出会うチャンスがめっきり少なくなってくる。
偶然にまかせるしかなくなる。
今度はどんな鳥に出会えるかな、といったどきどきを胸に感ずることもなくなってくる。
転居したとき、撮りたい鳥が4ついた。
カッコー、ドロンゴ、キングフィッシャー、鹿の子雀。
頭の2つはすぐに会えた。
キングフィッシャーはなかなか姿を見かけなかったが、ここ1カ月ほどで立て続けに数回会った。
どうもバード・ウオッチングできる波が極端にあるようだ。
何しろ警戒心の強い鳥で遠くから撮るしかなく、たくさん撮ったわりには、その大半はボヤーとして使い物にならなかった。
でも、幾つかのものを載せることができた。
で、である。
最後の「鹿の子雀(俗称:首輪鳥)」であるが、これがまるで出会わない。
きっとくるだろうと、バックヤードに前の家から運んできたエサ台をすえつけ、せっせとスーパーから買ってきたエサを撒いた。
でもダメ。
ダメなはず、なにしろクリークに出かけていっても出会わないのである。
クリークにいない鳥が庭に来るわけがない。
もう6カ月になるのにチラリともその姿を見ないというのは、「この辺にはいない」ということではないかと思っている。
もちろん、この地域にいないというわけではない。
「フォト蔵」には餌場に来た鹿の子雀を撮った写真がちゃんと載っている。
きっと、私の出す邪悪なオーラを嫌がっているのだろうと思っているのだが。
このエサ台に最初に来た鳥はロゼーラ。
エサであるが、「小鳥用:カナリア用」の粒の小さいものが主体のエサである。
これが、スーパーで売っているものの中では一番小粒になり、これより下はない。
大粒のものはヒマワリの種を主体にしたもので、前の家ではこれをよく使った。
これにはコカツー、コレーラ、ガラーがくる。
が余分な鳥、マグパイもくる。
こいつがくると、追い掛け回すマグパイ戦争がはじまる。
ちなみに、ここにもマグパイはいるのだが、影が薄い。
なにしろ、ブッチャーバードという同類にして強力なライバルがおり、マグパイみたいなセコイ鳥が太刀打ちできる相手ではない。
ブッチャーは「生一本の鳥」である。
カナリア用が切れたので、中間にあたる、「Wild Bird」用、すなわち野鳥用のもを買ってきておいてみた。
なんと来たのは鳩。
確かにハトも野鳥にはちがいないが。
まずは、例の23分も座り込んだキジバト(ヤマバト)。
「インターネットに載せろ」ではなく、「エサをもっと撒け」という座り込みだったのかもしれない。
いまも同じ場所にきては、このきつい陽射しの中、ツガイでくつろいでいることがある。
さて、エサ台からこのヤマバトを追い出したのがタテガミバト。
まるで、前の家で起こったことと同じストーリー。
Crested Pigeon:クレステッド・ピジョン
和名:レンジャクバト (俗称:タテガミバト、モヒカンバト、あるいはトサカバト)
このモヒカンを圧倒的パワーで追い出してしまうがガラー。
なにしろインコ系のクチバシは強烈。
先般、ヒヨコにかまれた経験がある。
ちょこんちょこんとエサをついばむ程度のハトのクチバシではまるで相手にならない。
そして、最後に残り物を求めてやってきたのが、土鳩である。
土鳩がくるようになったら、「もうおしまい」です。
面白くもないが、載せておきます。
エサ台に2羽目がやってくる。
さらに3羽目が狙っている。
3羽目が割り込んでくる。
前の1羽が追い出される。
そして、2羽での死闘が始まる。
ついに、1羽が追い出される。
まあ、ストーリーがあるので見ていて面白くはあるが、飽きのくる鳥である。
このところ塀の上に止まってエサの出てくるのを待っている。
「ヤラナイ」
「イジワル!」
「鳩シリーズ」などやるようになったら、もうオワリですね。
まだ「カラスシリーズ」の方が面白いと思います。
なにしろ、ここはカラスの種類がすこぶる多い。
カーカーと鳴かないカラスや、近くで悠々としているカラスや、この習性でカラスか、といったカラスがいます。
でも、みているかぎりではどれがどれだか違いがさっぱり分からない。
写真では、どれもこれも真っ黒な鳥に写りますから、冴えないことおびただしい。
カラスの研究をしようと、写真を溜め込み始めたのですが、どうにも要領が得ない。
相手の方が役者が一枚上ということのようで、あきらめました。
まあそんなわけでネタ切れになりました。
よって、『続・野鳥と遊ぶ』は今月末(今週末)をもって終了します。
今月末日の稿が最後になります。
「さてさて、トリを勤める鳥はナニ?」
ダジャレです。
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