2009年9月27日日曜日

[続・野鳥] 23分の座り込み、スパテッド・タートル・ドーブ




● スパテッド・タートル・ドーブ:Spotted Turtle Dove 

 
[続・野鳥] 23分の座り込み、スパテッド・タートル・ドーブ 
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 今稿は「ハト」になってしまった。
 カラス、ハト、スズメは載せないつもりであったが、スズメは書いてしまった。
 「スズメのお宿は街のなか」についつい迎合してしまったのだ。
 日本のスズメとは種類が違って、オスとメスでは形が違うんです、という言い訳をつけて。

 ならハトは?
 日本のハトと同じ土鳩とは別に2種類のハトがいるんです、という言い訳はあまりよくない。
 その程度なら、「野鳥と遊ぶ」で十分果たしたからだ。

 実をいうと、このハトに座り込みをされてしまったのです。
 「
われわれを無視すんな、インターネットに載せろ」と。
 ツガイで要求されてしまったのです。
 なんと延々「23分
 ハトがこんなに長く座り込みをするとは思わなかった。
 居座りのチャンピオンはクッカバラだと思っていたが、ハトもそこそこ気が長いのかもしれない。
 稿頭の写真がその座り込みをしているツガイのハト。



 カメラを引いてみる。
 
場所は隣家との境の塀の上。
 そして写真は、キッチンから撮っている。
 こんな感じ、向こうの塀に止まっているのが、実力行使に出たハト。
 よって、サッシのガラス越になる。



 窓の前はシンクになる。
 ここまで居座られると、気弱な小生としては、しかたがない稿を起こそうか、ということになる。
 何しろ23分ですからね。
 小心なものにはこれは相当な精神的負担になります。



































 長い時間ですから、写真も100枚くらい撮った。
 その中から23分の時間分で、20枚ほどを挙げておきます。

 スパテッド・タートル・ドーブ:Spotted Turtle Dove 
 和名:カノコバト(マダラコキジバト)
 キジバトの一種。
 後ろ首襟のキラキラ光るマダラ模様が特徴である。


● 普通の状態で


 Wikipediaで「キジバト」を見てみる。



 「ヤマバト」という別名があり、かつては山地に生息し、めったに人前に姿を現さなかったが、1960年代に都市部での銃猟が制限されるようになってからあまり人間を恐れなくなり、1970年代には街路樹や建造物でも営巣するようになり、都市部への進出を果たした。


 「キジバト」と呼ぶか、「ヤマバト」と呼ぶかは好みになるが、この鳥じつに優しい。
 トサカバトや岩鳩は内輪もめするが、この鳥の喧嘩を見たことがない。
 「争そわず」を信条にしている鳥のように見受けられもする。
 また、今回のようにジーと長い時間静かに止まっているのも特徴。
 鳩は平和の象徴というが、この鳥に限れば納得できる言である。

 ちなみに、日本にいるもいるハトは「Rock Dove:ロック・ドーブ」です
 「土鳩」ではなく、「岩鳩」になります。




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