● ストリエイテッド・パルダローテ Striated Pardalote
野鳥とあそぶ[続]:ストリエイテッド・パルダローテ
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前の家のように庭先にしつらえたエサ台に来る鳥を狙うのなら、さほど大きさは気にならない。
しかし、クリーク沿いの木々にいる鳥を探して撮ろうとすると非常に苦労する。
距離があり、枝葉に隠れてしまい、姿を確認することが難しくなってくるからである。
ましてカメラのデイスプレイに写っているかどうかなど、小さなスクリーンでは見ようがない。
だいたいこのへんだろうと見当をつけて、カメラを向けシャッターを切るということになるが、帰ってきてパソコンに拡大してみても、まるでアサッテの方向を写しており、枝葉だけの映像で鳥の「トの字」もないということは中くらいの大きさの鳥でもあたりまえに起こる。
例えば、この写真、どこに鳥がいると思いますか、探してみてください。
これでも5倍望遠いっぱいで撮っています。
つまり、目視で木に止まっている鳥を探すこと自体が無理になってくる。
よって写真も中心ではなく、下のほうに写っています。
前にも書いたが、小さな鳥とはどのくらいの大きさの鳥をいうか、ということになってくる。
鹿の子スズメは「11cm」である。
オーストラリア最小の鳥は「Weebill」いう鳥で、図鑑では「8cm」、Wikipediaでは「約9cm」とある。
図鑑で「9cm」と表示されている鳥は3ついて、「10cm」だと数多くいる。
スズメは「14cm---16cm」ですから、「15cm以下」ということが小さい鳥の一応の基準としています。
15cm以下の鳥は(20cm以下ぐらいまではそうですが)木々の中から目視で探すことはなかなか難しい。
20cm以上の大きな鳥は結構十分に撮らしてもらいましたから、これからは小さな鳥と思っているのですが、ポケットカメラでは幸運の女神がついているかいないかでは大きな差があります。
この鳥、「11cm」である。
首輪鳥と同じ大きさであり、今のところ写真に撮った中では最小である。
ストリエイテッド・パルダローテ Striated Pardalote
和名:キボシホウセキドリ(黄星宝石鳥)
あるいは「貴星宝石鳥」、「輝星宝石鳥」か
つけもつけたり、すごい名前。
「ホウセキドリ」????
「ブルー・レン」が「妖精鳥」
「パルダローテ」が「宝石鳥」
「リトル・****」といったイージーな命名もあるが、反面こういう名前はちょっと凝りすぎかなとも思ってしまう。
図鑑でみると4種出てきます。
● [Australian Birds] より
1.北部種( Black-headed Pardalote)
2.東海岸種(Eastern Striated or Red-tipped Pardalote)
3.南部種類(Striated Pardalote)
4.タスマニア種(Yellow-tipped Pardalote)
上の2種はどちらかというとオレンジ色系。
下の2種は黄色系。
写真で見ると、胸と目の上は黄色系です。
また、クチバシから目の上に入っている白いラインを持つのは、北部種と南部種にかぎられます。
よって、写真のものは南部種になると思います。
目のまわりのシマシマ模様は確認できませんので、北部種になるのではないかと思われます。
ただ、写真映りということもありますので、南部種の可能性もあります。
ちなみに4種すべてが、この地域を生息域にしています。
図鑑の北部種(ブラックヘッド)と南部種を拡大しておきます。
● [Australian Birds] より
この分類写真は下記のサイトにも載っています。
『
Australian Birds by Graeme chapman
http://www.graemechapman.com.au/cgi-bin/viewphotos.php?c=362&pg=1
http://www.graemechapman.com.au/cgi-bin/viewphotos.php?c=362&pg=2
』
Wikipediaには北部種(ブラックヘッド)の写真が載っています。
● [Wikipedia]より
「Black-headed race」 of Striated Pardalote near Brisbane, Australia
サイトから。
『
オーストラリア発 セキセイインコとお友達
http://cheeky.a-thera.jp/article/1461223.html
まだまだ寒い日が続いていますが、春に向けて小鳥達は動き出しているようです。
モンキーフェイス家は、Queenslander(クイーンズランダー)と呼ばれる高床式のお家です。
最近、高床の岩壁(?)から弱弱しい“ピピピピ……”という声が聞こえてくるようになりました。
去年もそうでした。
(おととしもかな・・・?)こんな感じ・・・。
注).ビデオが挿入されていますので、上記をクリックしてください。
鳥の声を聞くことができます。
力強い“ぴゅっぴゅぴゅっ”というさえずりは、お外の鳥です。
弱弱しいのが岩壁の穴から聞こえる声です。
わかりますか?
で、時々、小さな親鳥が穴の中に入ったり出たりしています。
一生懸命餌を運んでいるんですね~。
小さくてとってもすばやいんですが、撮影に成功
ユーカリの木に止まって心配そうに巣を見守っています。
周りのユーカリの葉と同じくらいのサイズ。
とっても小さいんです。
アップで・・・。
可愛いですねぇ~
種類がイマイチわからないのですが、鳥辞典のStriated Pardaloteという絵と似ていました。
』
ビデオを。
『
Striated Pardalote
http://www.youtube.com/watch?v=QJwusO54D5g
Striated Pardalote
http://video.google.com/videoplay?docid=-2934956963628964402#
http://video.google.com/videoplay?docid=-2934956963628964402#docid=-6191192457170300982
http://video.google.com/videoplay?docid=-2934956963628964402#docid=4655647452244217752
http://video.google.com/videoplay?docid=-2934956963628964402#docid=5518383720801760367
http://video.google.com/videoplay?docid=-2934956963628964402#docid=-6544314285750138079
http://video.google.com/videoplay?docid=-2934956963628964402#docid=5677754358621824513
』
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