2009年9月25日金曜日
[続・野鳥] 慣れない性格、コモン・マイナ
● コモン・マイナ:Common Myna
[続・野鳥] 慣れない性格、コモン・マイナ
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ここは鳥が群れている。
人間と鳥とが共生しているといってもいい。
ざっと数えただけで50近い名を挙げることができる。
住みやすい環境を背景に、人の住むところに集まってくる。
ものの2mほどの横を歩いても平気の平左で勝手きままに振舞っている。
「カラスの勝手」ならぬ「トリドリの勝手」である。
エサをやる人もいる。
あるいは、蜜を作る花のなる木、あるいは食用になる実が生る木を人が植える人もいる。
人の嗜好が鳥を引き付けるのである。
人のいるところへ、野鳥がやってくるのである。
ここでは、規制があるので捕鳥できない。
鳥にとっては天国・極楽である。
ちょっと努力すれば餌付けができ、あのがっつき鳥のカルガモのように「エサくれ」とサッシのガラスを叩くようになる。
遠くの人のちょっとした動きだけで逃げ出すロゼーラは臆病鳥の典型だと思っていたが、それが転居先のここではのうのうと人のそばでエサをついばんでいる。
だが、その中で決してなつかない鳥もいる。
それが、コモン・マイナ:Common Myna。
和名:インド・ハッカ(インド八哥)。
八哥というのは中国語でしょうね。
● [Wikipedia]より
目測で20mくらいの領域に人が入ると、すぐに逃げにはいる。
これだけ鳥が親しくしている環境で、異常ともおもえる。
この繰り返し繰り返しの動きで、人間側はこの鳥を完全に無視しはじめる。
写真も遠いのでカメラを向けなくなる。
「いらない鳥、コモン・マイナ」となる。
そのいらない鳥をなんで取り上げたかというと、新しいカメラになったため。
10倍望遠の威力のすばらしさに、感激したため。
ちょっと気を入れれば、いとも簡単にこの程度の写真がとれるのである。
この間まで無視と決め込んでいた鳥がそばにやってくるのである。
現代のテクノロジーの安さには驚き桃の木である。
こんなにバカチカ写真を撮っても、タダ。
なんとも不思議な世界になったものである。
その恩恵をいただいて楽しませてもらっているのだから感謝しないといかないと、思いつつも楽しむだけで、感謝は口先だけであまりしたことがない。
● 望遠で
[◆ その後 ◆]
ツガイで撮りました。
おそらく体の大きさからいって右がオス、左がメスでしょう。
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