2009年7月23日木曜日
[続・野鳥] エサ場とロングビルド・コレーラ
● ロングビルド・コレーラ Long-Billed Corella
[続・野鳥] エサ場とロングビルド・コレーラ
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リトル・コレーラが登場すれが、次はこの鳥の出番になるのは決定済み。
「ロングビルド・コレーラ」
訳すと「長嘴コレーラ」
ビゲラ・クリークの左右は緑地になっている。
川沿い緑地といっても、別になにかあるわけでもない。
もちろん、一部には遊歩道があるが、それとて全体から見るとわずかな距離。
大半は単なる広っぱ。
でもこの広っぱがやたらとデカイところがある。
日本の街中の公園なら、数個がすっぽりと入ってしまうところもある。
でもただ広いだけで何もない。
管理は市役所。
雑草が伸びるとすぐに、でかいスラッシャーが入り、あっというまに刈り取ってくれる。
よって、散歩に不便は感じない。
その川沿い緑地に1カ所だけ、鳥の餌場がある。
市役所がやっているわけではない。
この緑地の隣は普通の住宅地。
その境界の仕切りは、単に宅地所有者が作った板塀だけ。
パイプ塀もあるし、鉄板塀もある。
が、しかしブロック塀あるいはレンガ塀はない。
単なる目隠しになればいいだけで、お金をかける必要もないところである。
通常、この塀に開き戸がついている。
つまりこの餌場は、緑地沿いの鳥好きの住民が勝手に作って、勝手にエサをやっているだけ。
● いつもは、マイナーとロリキートだけ
もちろん、市役所はなんとも言わない。
どうでもいいこと、程度のことである
そこにいたのが、ロングビルドである。
餌場なので、いろんな鳥が集まってくる。
アイビス、ガラー、レインボー、マイナーそしてマグパイ、などなど。
そのロングビルドであるが、リトル・コレーラと同じくここで1回みただけである。
相当前になるので、午前だったか、午後だったか、それとも夕方であったか、何時ごろエサをやっていたのか覚えていない。
おそらく、そのエサ時間にいけば会えるのだと思うが、これまでの散歩のなかでは偶然のこの1回を除いては出会っていない。
コレーラという鳥はクリークとは無縁の陸鳥なのかもしれない。
図鑑より。
● [Australian Birds] より
以前にも書いたが、この鳥の生息域はとてつもないスピードで北上し、広がっている。
よって、この地図は現在のこの鳥の生態を表してはいない。
もうすでにNSWとQLDの州境を越え、南回帰線をも越えている。
● [Birds in Backyards] より
もう一つ、コレーラとセットで出てくる「白羽三鳥」といえば、「コカツー」。
が、これも不思議なことに、ここにきてこの鳥に出会っていない。
以前の家では、「ザ・ワル」と名づけて家族みたいに暮らしていたのに、ここでは見かけない。
別にいないわけではない。
というのは、群れをなして飛んでいる姿を見かけたことがあるからだ。
どうもコレーラといい、コカツーといい、生息場所が違うようである。
さて、どういうタイミングでコカツーに出会うのか、これも楽しみの一つである。
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