2009年7月26日日曜日
野鳥とあそぶ[続]:グレイ・ブッチャーバード
● グレイ・ブッチャーバード Grey Butcherbird
野鳥とあそぶ[続]: グレイ・ブッチャーバード
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見上げる木の枝に、胸がもっこりと真っ白な鳥が止まっていた。
はじめてみる鳥である。
下から見上げるので、全姿を掴むことができない。
隣のマイナーがウロウロと動きまわるのに、この鳥は悠然と枝に止まっている。
とりあえず、写真を撮った。
パソコンで拡大してみれば、だいたいは知れる。
最初はマイナーと一緒だったのでハニーイーターかと思ったが、クチバシの頑強さはこの種のものではない。
マイナーの大きさは28cm、ほぼ同じ大きさでこれだけのクチバシを持つ鳥は限られる。
胸の白さが目立っており、図鑑ですぐに分かった。
写真でみるとマイナー(左側:目とクチバシが黄色い)の胸が白く、ブッチャーの胸は灰色になっていますが、これは日の光と写真のもたらすマジックである。
マイナーの胸は白くはないし、ブッチャーの胸はグレイというが灰色ではない。
マイナーという鳥はハニーイーターにもかかわらず、カラス系の鳥につきまとうことがある。
前の家ではまるでマグパイの親衛隊ではないかと思うくらい数羽がマグパイにまとわりついていた。
ここでは、ブッチャーバードに絡んできている。
何か生態上の特徴でもあるのだろうか。
パイド・ブッチャーバードは首から胸にかけて円形に黒いが、この鳥は白いのですぐに区別がつく。
もうひとつ大きな特徴がある。
クチバシの先が下に折れ曲がっていることである。
よって、ものを突っつくという動作はできない。
和名は「ハイイロモズガラス」
ポピラーな鳥でサイトにはたくさん写真が載っています。
Wikipediaのものを載せておきます。
● [Wikipedia]より
サイトを回ってみる。
『
オーストラリアン ワイルドライフ
http://australianpelican.blog54.fc2.com/blog-entry-119.html
グレイ ブッチャーバード
普段聞き慣れない鳥の声が聞こえてきて、何処かな、と探してみるとこの鳥をみつけました。
中型の鳥で、大型の昆虫、小型の鳥、は虫類、小型のほ乳類に飛びかかり丈夫な嘴でつかまえる。
脚がそれほど強くないために、捕まえた獲物を木の枝に串刺しにして食べ、残りはまた後で食べる。
まるでモズのはやにえのようですが、モズよりも大きい。
繁殖期のブッチャーバードは攻撃的で、マグパイのように人をも襲うので注意。
英名 Grey Butcherbird
』
『
WR Australia
http://blog.goo.ne.jp/rukia_au/e/052aa948a4bdb8bb42e22a76a5c6b349
神経が太いのか、ただボーッとした性格なのか近づいても逃げないこの鳥。
カラスほどあんまり見かけないけど「Grey Butcherbird」といって大きく分ければカラスの親戚かなと。
色が茶色いのと毛がふさふさしてるのでまだ子供です。
ここ2~3日庭の木に住んでるかんじ。
お皿をキレイにして水をたっぷりと注いでしばらく待ってたら水浴びしにきてくれました☆
あまりに素早い動きなので肉眼では分からなかったけど、写真に撮られた鳥はけっこうなポーズです。
この鳥の豪快な!?
お風呂のあとは水の量も半減し、あとからやってきた鳥たちはちょっと残念がってるようにも見えました・・・
』
ビデオから。
『
Grey Butcherbird
http://video.google.com/videoplay?docid=6041685954414740227
http://vodpod.com/watch/6649-grey-butcherbird-cracticus-torquatus
http://www.youtube.com/watch?v=D7aj_l4Mpro&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Jb0XaYzMvD8
』
[◆ その後 ◆]
この鳥がツガイで鳴くところに出会った。
まずは塀の上に整列する。
首を目いっぱい伸ばし、クチバシを空に向けて鳴く。
喉を震わせ、腹の底から吐き出すように「ホツホツホツホー」と大きな声で鳴く。
胸羽がブルブルとゆれるほどである。
カッコーは上を向いて「カッツ」、下を向いて「コー」と鳴くが、鳴き方からいうと、この二鳥が「竜虎」といったところか。
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