2009年7月31日金曜日
野鳥とあそぶ[続]:ストリップド・ハニーイーター
● ストリップド・ハニーイーター Striped Honeyeater
野鳥とあそぶ[続]:ストリップド・ハニーイーター
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カメラからパソコンに転送して数十枚の写真をめくっていた。
1枚だけホツンと写っている鳥の写真が出てきた。
前後の写真にはこの鳥の映像はない。
拡大してみた。
見知らぬ鳥がいる。
稿頭の写真である。
残念なことにこの鳥を撮ったときの記憶がまったくない。
おそらくは、飛んできて止まったのでその方にカメラを向けてシャッターを切った、ただそれだけなのだろう。
そして鳥は2回目のシャッターを切る前に飛んでいってしまった。
止まっている鳥の写真を撮るときはこの鳥はナンだろうと意識して、カメラを向けるが、こういう通過鳥の場合はらしい方向に向けてシャッターを押すだけで、その後はまるでその鳥のことなど忘れてしまうのが常である。
しばらく、とどまって複数枚分のシャッターが切れれば、脳裏の片隅に記憶が残るのであろうが、たった1枚では写っているかどうかもわからないため撮ったそばから忘れていく。
でも、たった1枚であるが、この鳥、ルーツを確かめる程度にはそこそこよく撮れている。
その最たる特徴であるが、「頭がシマシマ模様」ということであろう。
喉下から胸にかけて白、おそらく腹も白。
羽の色はわからない。
大きさは20cm前後。
クチバシと尻尾の形状である程度絞りこめる。
図鑑からこれではなかろうかと見つけだしたのが「Striped Honeyeater」。
が、ちょっと心もとない。
その名前でWikipediaを検索する。
下の鳥。
● [Wikipedia]より
ウーン。
似ているような違うような。
どちらかというと、違うほうが大きい。
インターネットのサイトを端から開けていく。
撮った写真に見合うようなものを探してみる。
何とか見つけだしたのが下のもの。
もしこれが、枝葉の中にいたら稿頭の写真に見えるのではなかろうか、という感じ。
● [Birds on Backyards]から
大丈夫、これなら、似ている。
「ストリップド・ハニーイーター:Striped Honeyeater」に確定する。
和名:ヒヨミツスイ
「Birds on Backyards」の解説によりますと、森や林のほか川沿いのマングローブ、あるいは都市部の庭園にも生息しており、ミツスイですが、昆虫やクモ、木の実などを食料にしているようです。
平均重量40g。
そういえば、鳥の重量など気にしたこともなかった。
飛べるのだから「軽い」だろうという程度にしか考えていなかった。
[重量**g」とかかれると、そうか鳥にも鳥重があるのだ、とヘンに納得してしまう。
日本語のサイトは図鑑もどきを除いては、下の1件しかみつかりませんでした。
思ったほど日本人にとってはポピラーではないようである。
『
野鳥写真日記,ブログ Wild Bird Journal ,Blog
http://ameblo.jp/hashim/entry-10051868105.html
ヒヨミツスイ(Striped Honeyeater)
頭が"ぼさぼさ"で日本のヒヨドリに似いてる。
』
ビデオを。
『
Striped Honeyeater:
http://video.google.com/videoplay?docid=88141875735833097
http://ibc.lynxeds.com/video/striped-honeyeater-plectorhyncha-lanceolata/individual-jumping-branch-branch
』
数枚撮っても出自が分からぬ鳥もあれば、反面たった1枚でいともあっさりと名前を探せる鳥もいる。
いろいろである。
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