2009年6月5日金曜日

[続・野鳥]:ドロンゴを撮った


● ドロンゴ:: Spangled Drongo


[続・野鳥」:ドロンゴを撮った
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 「野鳥と遊ぶ」で取り上げたメインの鳥で、自ら撮った写真がない鳥が4ついる。
1. 鹿の子雀 :: Double-Barred Finch
2. キングフィッシャー :: Sacred Kingfisher
3. ドロンゴ :: Spangled Drongo
4. カッコー :: Black-Faced Cuckoo-Shrike
 この四鳥はぜひとも自分の手で写真をものにしたいと思っている。

 鹿の子雀はひじょうに小さいので、我が家のエサ台にきてくれないことにはどうにもならない。
 キングフィッシャーは時々みかけるが、警戒心が強くはるか遠くからでないと難しい。
 強力な望遠でもあればいいのだがと思うが、ちょとしたチャンスでポケットカメラでも撮れることがあるのではないかと、ささやかながら希望を抱いている。

注).調べてみたら他に「ホワイト・ハニーイーター」の写真がないことがわかりました。


 クリーク沿いを歩いていた。
 鹿の子雀のような小さい鳥を探していたのだ。
 野鳥の小さい鳥といえば日本ではスズメだが、ここでは十姉妹くらいの小さい鳥に出会うことがある。
 小さな鳥は飛び方もキビキビとしていて俊敏で、とても写真撮れるシロモノではない。
 ただ見ているだけ。

 あれ!
と、目が据わった。
 ドロンゴである。
 ドロンゴがいる。
 あの独特の「魚尾」がくっきりと。
 艶のある黒と、小さな赤目。
 すばやくカメラのスイッチをいれ、たて続けに撮った。
 でもすぐに逃げられてしまった。
 帰ってきてパソコンに入れる。
 拡大画面で見てみる。
 ちょっと暗いが、ちゃんと全姿が写っている。






 上記のものは拡大写真ですので下にオリジナル写真を挙げておきます。
 5倍望遠です。








 実をいうと、先日同じ場所でドロンゴを見ているのです。
 このときは夕方で、シルエットでしか撮れません。
 今回は幸運にも、それをしっかり写真に撮ることができました。








● ドロンゴのシルエット





[◆ その後 ◆]

 ドロンゴはクリーク沿いの雑木の中で一段と映えている。
 艶のある黒、キリッとした形、特徴ある尻尾。
 まるでそれだけが浮き出ているように見える。
 しっかりと自分の世界を作っているような凄みもある。
 ほれぼれと眺めてしまう。













〇 尻尾を開いた姿



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