2009年6月6日土曜日

[続・野鳥]:カッコーを撮った


● カッコー:: Black-Faced Cuckoo-Shrike


[続・野鳥]:カッコーを撮った
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 「野鳥と遊ぶ」のメインの鳥で、自前の写真がないものにカッコーがいる。
 でもこれは、引っ越してきたとき、「心配はいらない」なと感じた。

 夜の11時ころから朝方5時くらいは、交通量も極端に少なくなる。
 そして明け方一番に鳴き出すのは、カラス。
 ウザイ!
 明るくなってくると小鳥のさえずりが始まる。
 レインボー・ロリキートとノイジー・マイナー。
 しばらくして、この声が聞こえてくる。
 「カッ.....コー」 
 ベッドの中でこの声を聞く。
 街中なのに、山鳥の声が、といった気分。
 もし、車の騒音がなければ、別荘の朝といった雰囲気を満喫できるのだが。

 非常に近くに聞こえることがある。
 そのときは、ポケデジをもって鳥撮り探しに出かけていく。
 が、この辺だろうというあたりにくると、見事にピタリと鳴くのをやめる。
 カッコーは木の上のほうにしか止まらない。
 よって見上げても、枝葉に隠れて探し出すことは、まず不能。
 「なかなか、ヤルのう」、などと思って「今日も、また手ぶらか」と思い、スゴスゴ引き返しすことになる。

 あるとき、朝も遠くなった午前中、カッコーが鳴いていた。
 それも近くで。
 とりあえず覗きにいく。
 いた!
 ついに、姿を現した。
 電線に。
 少し遠いが、バチバチとシャッターを切る。

 鳴き方が面白い。
 「カッ」と「コー」と2つに分けて鳴く。
 まず、頭を空に向けくちばしを天にして、「カッ」と鳴く。
 それから頭を下ろしてきて、地に向かって「コー」と鳴く。
 「カッ天、コー地」である。
 上を向いて「カツ」、下を向いて「コー」である。





















 パソコンで見てみた。
 まあ、何とか撮れていた。
 これで自前写真のないのは、鹿の子スズメとキングフィッシャーの二鳥になった。

 



[◆ その後 ◆]

 困ったことに、この鳥これまで「カッコー」と思っていたがカッコーではないという。
 「サンショウクイ」という鳥だそうである。
 どうするねエ?

 でも、「カッコー」と鳴く鳥は「カッコー」でいい。

 よって、俗称「オーストラリア・カッコー」としておきます。









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